ミニボート 操船編

~発航前の点検は船長の義務~

海に出る前には、エンジンの状態や船体の状態、安全のための装備品が搭載されているかを点検します。この「発航前点検」は、船長の遵守事項です。  点検中に異常が見つかった場合は、必ず修理あるいは整備を済ませてから使用してください。

発航前の検査

    船体の検査

  1. 船体に亀裂や破損はないですか。
  2. 床板、トランサム板、および空気漏れ等に異常はないですか(インフレータブルボート)。
  3. エンジンの検査

  4. 燃料は航海計画に対して十分ですか。万一のために、携行缶の予備燃料を携行しましょう。
  5. 燃料コック(バルブ)は開いていますか。
  6. 燃料タンクのエアーベントスクリュー(空気抜き)を開放しましたか。
  7. 燃料フィルターにゴミ詰まりや水分の混入はないですか。
  8. エンジンオイル(潤滑油)は適量ですか。
  9. エンジンは正しく固定されていますか。
  10. 救命設備等その他の検査

  11. 救命胴衣を着用しましたか。
  12. 通信手段の携帯電話の充電量、予備バッテリーは確認しましたか。
  13. 気象・海象情報、水路情報は確認しましたか。
  14. 他船からの視認性を上げる小旗(レッドやイエローのフラッグ)を立てましたか。
  15. 緊急エンジン停止コードは操船者に正しくセットしましたか。
  16. エンジン始動後の検査

  17. 冷却用の海水は普段通りの量および勢いで排出されていますか。
  18. エンジンからの異常な音や臭いは出ていませんか。
  19. ハンドルやスロットルの動きはスムーズですか。
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